徳島から始めるSFC修行【プレミアムポイント考察】
こんにちは
今回はSFC修行におけるプレミアムポイントについての説明と、徳島県と香川県に住んでいる方がSFC修行する際に狙う路線を紹介します。SFC(スーパーフライヤーズカード)についてはいろんな方が解説をしておりますし、検索すればいくらでもヒットしますので詳しくはお調べください。
まずプレミアムポイント(以下、PP)ですが、ANA SKY WEBを引用すると
プレミアムポイントとは、ANAプレミアムメンバーの認定を目的として、毎年1月~12月の12カ月間(暦年)にマイルとは別に積算されるポイントです。
年間で獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まり、ステイタスごとのサービスをご利用いただけます。
PPは使用できるマイルと違って、プレミアムステータスに認定する為だけの使用できないポイントです。前年度のPPに応じてステータスが決定するので、2017年4月から始まるサービスは2016年1月1日~2016年12月31日の間に貯めたPPによって決定されます。
事前サービスとは、各ステータスに設定されるPPに到達後に翌年の4月から始まるステータスサービスまで、同ステータスサービスを享受することができるシステムです。
詳細はANA SKY WEBから引用した下記説明をご覧ください。
当然知ってるよ!!
というマイラーの皆さん、もう少し説明にお付き合いください。。
ではSFCとは?
SFC:Super Flyers Card member
SFCには大きく2つ取得する条件があります。
① SFCに申し込むには、プラチナサービスまたはダイヤモンドサービスに到達する。
年間 50,000プレミアムポイント(うちANAグループ運航便で25000プレミアムポイント)に到達することでSFCに申し込む権利を得ます。
② プレミアムサービスの、プラチナサービス、ダイヤモンドサービスの期間中もしくは事前サービス中に、Super Flyers Cardという各クレジットカード会社が発行しているカードに申し込み、クレジットカード会社の審査に通ること。
SFCを発行後は、年会費を払い続ける限り永続的にサービスを享受できます。
SFCはANAのステイタスメンバーではありますが、あくまで根本はクレジットカードの種類であることを念頭に置きましょう。
徳島県、香川県の皆さまお待たせしました!
最も大きな壁で、俗に”修行”といわれるPP50,000到達に向けての話をします。
プレミアムポイントは大きくは運賃種別(本来もう少し複雑)に応じて変わってきます。
修行でよく用いられる、羽田ー那覇の路線で見てみましょう。
下の画像はPPシュミレーターで、通常の往復運賃で計算したものです。
2017年3月1日計算
2,368×2Reg=4,736PP
往復運賃 41,490円×2Reg=82,980円
PP単価 17.52円
50,000PP到達には11往復(22Reg)、航空券だけで912,780円の費用が必要です。
個人で出すとなると、なかなかの金額です。
ではこの同路線のプレミアム旅割28を使ったとしましょう。下をご覧ください。
2017年3月1日計算
2,860×2Reg=5,720PP
プレミアム旅割28 32,790円×2Reg=65,580円
PP単価 11.47円
50,000PP到達には10.5往復(21Reg)、航空券だけで688,590円の費用になります。
計画的に進めて予約を抑えることでかなり費用を抑えることができます。
もう一つの定番修行路線である、成田ー那覇では
2017年3月1日計算
2860×2Reg=5720PP
プレミアム旅割28 19,740円×2Reg=39,480円
PP単価 6.90円
とかなり単価を抑えられる。しかし1日1便であり定番の修行路線であるため、予約取得の競争率は高い。
国内線で最も長いマイルを飛ぶ、千歳ー那覇も見てみる。
2017年3月1日計算
3,892×2Reg=7,784PP
プレミアム旅割28 33,000円×2Reg=66,000円
PP単価 8.47円
うーん。。単価は安いがなかなかヘビーな路線であります。
場所と時間とバランスを考えると、千歳または那覇在住のかたでないと厳しいのかも。
一日たくさんのRegをこなせる航空機オタクでないとしんどいです。
もちろん同区間で修行をしなくていろんな路線をプランニングすることが修行の楽しみではありますのであくまで参考!
徳島空港は1月15日現在で、プレミアムクラスの設定されている機材は飛んでませんが日付によってA321が就航するので、下の徳島あわおどり空港HPにて確認ください!
徳島ー羽田のPP単価はこちら
2017年3月2日計算
1,222×2Reg=2,444PP
プレミアム旅割28 14,490円×2Reg=28,980円
PP単価 11.86円
羽田ー那覇と変わらないPP単価にはなりますが、設定便数の少なさ故に搭乗の時間帯が限られるのはネックか。徳島でSFC取得を考えるなら次の路線を押したい。
徳島と香川のマイラーの方にお勧めする路線、
高松ー那覇です
2017年3月1日計算
2,092×2Reg=4,182PP
プレミアム旅割28 17,200円×2Reg=34,400円
PP単価 8.23円
千歳ー那覇を上回るPP単価です。
50,000PP到達には12往復(24Reg)、航空券だけで412,800円の費用になります。
時間帯は、
NH1621 B767 高松発 11:50 - 13:55 那覇着
Stay Time 50分
NH1622 B767 那覇発 14:45 - 16:35 高松着
一泊しても良し、折り返し便で修行しても夜の予定には間に合います。そして予約はかなり空きがあり容易に抑えられる点もプラス!何より費用が抑えられる点で、香川や徳島に住む方にはマスト路線ではないでしょうか。徳島県から高松空港までは、高速バスとシャトルバスで楽に乗り継ぐことができます。
最安はおおよそ、2,000円程です。
私は今年の4月くらいから、この高松ー那覇を軸にSFCを解脱しようと考えています。
その計画や状況は随時更新したいと思います!
えあばす
ブログ開始
お初にお目にかかります。
これから不定期でANAや航空業界のトピックスを、裏側や関係者しか見えないポイントも含めつつご紹介できればと思います。
ちなみに私の簡単な自己紹介から。非公表も多くなりますが上文にてご理解ください。
年齢:非公表
職業:非公表(お察しください)
住まい:徳島県
趣味:航空機、陸マイラー生活、読書
未婚で地方徳島県にUターン、以前は関東にてもそもそと働いていた。
改めまして、
これから東京五輪まではANAやJALなどのレガシーキャリアにとっても、LCCや外資系のエアラインにとっても勝負の年が続きます。
特にANAは再生から飛ぶ鳥を落とす勢いのJALの気配を背後に感じていた中で、昨年はB787のエンジントラブル、搭乗者数不一致、手荷物不搭載での出発など全国ニュースを幾度となく賑わせました。
しかし明るいnewsもありました。
ANAファンやマイラーの方はご存じの、A320neo、A321ceoの登場です。世界ではルフトハンザをはじめ10数社がオペレーションしているが、日本ではじめてのA320neo導入となる。A320neoは国際線仕様の機体の為、主に短距離国際線の中国や韓国などに就航する。
知らない方のために補足すると
neo、ceoというのは、大きくはエンジンの違いである。(座席数は割愛)
従来型のA320がエンジンを積み替えたものがA320neoとなり、名称もneoの登場により従来型A320はA320ceoとなった。A321ceoは昨年12月下旬から3機が国内線にて就航しており、我が徳島県の徳島あわおどり空港にも就航した。A321neoはまだテスト段階であるが、ANAは26機を発注しておりA380導入も併せてエアバスフリートはどんどん広がっていく。
また徳島空港のトピックとして、2017年は国際線ターミナルやブリッジ(PBB)が増設される。就航はまだ未定だが、ANA、JALどちらの就航となっても県民にとって、また地元企業のビジネスにとって明るい話題となる!
これからはこういった簡単なトピックや、深堀した解説、専門的な航空談、そして今年にSFC修行を予定している私が調べた穴場路線など、徳島県のフライヤーやマイラー、マイラーに興味がある方に参考になるものを提供していきたいと思います。
本日は以上にしたいとおもいます。
ではまた次回!